私的な時間

2023.08.11
私的な時間

日頃から考える事

 4階病棟 看護師のIです。

 今年も暑いという言葉だけでは収まらないぐらい暑い夏がやってきました。

 私はこの春、新卒で入社した新人看護師です。

入社して3ヵ月、まだまだ1人でできることは限られている中で、先輩方が私の仕事のフォローに

加えて、「看護や病気のことを勉強することも大事だけど、休むことも大事だからね」と

私の身体のことにも気遣っていただいて、本当にありがたく感じている日々です。

 先輩方の優しさや期待を裏切らないよう、家に帰って勉強や振り返りをして、

少しでも早く出来る事を増やしたいと思っています。

 ただ、あまり大きな声では言えませんが、勉強が得意な方ではないので、

勉強ばかりでしんどくならないように、勉強をしっかりするときと勉強のことを一切考えずに

リラックスする時と、メリハリをつけるようにしています。

 先日、そのリラックスデーとして、幼少期から大好きな場所に行ってきました。

それは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンです。

昔から月1回は行かないと気がすまないぐらい大好きで、

学生時代にアルバイトもしていました。

このUSJ好きは誰にも負けない自信があります(笑)

テーマパークに行くと、朝から晩までアトラクションに乗って、ショーやパレードをみて、

美味しいご飯を食べて、とドタバタ盛りだくさんなイメージだと思いますが、

私は何をしにいくとかではなく、あの場所、あの空気感が大好きなので、感覚としては近くの公園に

散歩に行く感覚ですかね?(笑)

あの場所で働いたからこそ見えた景色のおかげで、

私は相手の立場や気持ちを考える大切さを学びました。

どこであっても、いくつになっても「相手の立場になって考えましょう」と問われることがあります。

人の気持ちは数学のように決まった答えばかりではないと私は思っているので、何をするにしても、

これを言われて嬉しいのかな、これをされて嬉しいのかな、これをされて助かるのかな

ということを仕事中だけではなくて、日常的に考えるようにしています。

私が働く4階病棟は、リハビリを目的に入院されている患者さんばかりなので、

お手伝いが必要なときがあります。

この患者さんにとって私のこの行いは嬉しいのかな、患者さんができることを奪ってないかな、

と考えることがあります。

ですが、患者さんから「ありがとう」の言葉や「助かったよ」と言ってもらえたときに初めて、

『これはしてよかったんだな』と思っています。

 まだまだ新人の私では力不足なことも多々あるとは思いますが、これからもメリハリをつけながら、たくさん学んで、1人前の看護師になれるよう努めたいと思います。